• テキストサイズ

【ヒロアカ】白は黒になるが黒は白にはならない

第16章 デクくんとおべんきょう


「新しく頼んでおいたブレザーとワイシャツが届いた。時間がある時に職員室に取りに来い。」

感情のこもってないトーンでイレイザーヘッドが言った。

あ、そうだ。ブレザー破けてたんだっけ。
左肩の直線状に裂けた部分を撫でる。

『はーい』

「ちゃん、ブレザーどうかしたん?」

後ろの席の麗日さんがつんつんとつついて聞いてくる。

『ちょっと猫と戯れてたら引っ掻かれちゃって......』

「そうなんや、猫好きなんやね〜」

朗らかに笑う彼女を見て、こんな嘘も見抜けないとは、とヴィランながらヒーローを心配しそうにもなった。
/ 395ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp