第15章 破綻JKと礼儀知らず※
「死柄木も大変だよなァ...毎日こんなイイ女といたら、身体持たねェだろ...」
『んっ....』
後ろから耳のすぐそこで吐息混じりの低い声が囁いた。
荼毘の声だけで感じてしまってるような自分の声に恥ずかしくなる。
「毎日死柄木にどんなふうに抱かれてるか言えよ、おんなじようにしてやるから。後ろから...顔が見えなきゃ同じだろ?」
『あッ...ん....と...弔くんと...1回しか...そういうこと...して......ない...』
そう言っている間にも荼毘は私の腰から太もも行ったりきたり撫でていた。
顔が見えなくても後ろにいる荼毘がニヤニヤと笑っているのがわかる。
「ハッ......まじかよ...随分大事にされてんのなァ.....じゃあ俺の好きにさせてもらうぜ」
『いっ...た.....んぁっ.....!!』
後ろから右の耳を思いきりガブっと噛まれ、舌で耳たぶ、耳の淵を舐められクチュクチュと厭らしい水音が直接耳に響く。
器用にブレザーも脱がされワイシャツの上から両手で胸を鷲掴みされた。
『ぁんッ......荼毘...だめッ......』
脇の下から伸びてきた荼毘の手を退けようと押し返すがその手はピクリともしない。
「ハ.....死柄木からイレイザーと対等にやり合ってたって聞いてたが、そんなもんか?もっと力出せんだろ?」
『あっ...そこ...やだぁ....』
ワイシャツをたくし上げられ、直接両胸の突起を弾かれたり、クニクニと弄られだんだん私のお腹の奥も疼いてくる。
「フッ...もうビンビンじゃねェか......今日初めて会った男に感じてんの?やらしいなァ......」
『やっ......あぁっ!!』
ギュッと先端を摘まれ足がピンと伸びた。
弔くんとはまた違う低くて艶のある声に脳までもが痺れていくような感じがした。
いつのまにか着ていたワイシャツは床に落ちていて上半身は中途半端に上げられた下着のみなっていた。
「ちゃんと鳴けよ」
その言葉が合図かのようにうなじ、首、肩、耳にチュッ、チュッと荼毘唇が落とされ、時々歯を強く立てて甘い刺激を残していく。
くすぐったいような、柔らかい触れ方に吐息と声が漏れていく。
『ふ......んっ...あぁッ...』
だんだん力も入らなくなってしまい、そのまま荼毘の大きな胸板にもたれかかった。