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囚われ欺く者

第4章 ゴールデンウィーク


海斗SIDE

「やっと着いたか…。」

「ね、うっ。きもぢわるい…。」

「…お前寝てたよな?」

「寝てたけど、駅に着く5分前に起
きちゃって。」

「…5分で酔えんだな。ある意味凄
いな。」

「でしょ?」←

「とりあえず、俺らが泊まるホテル
にいくよな?」

「ス、スルーされた、、、。んー、
そうだね。」

「分かった。」

「にしても、綾峰の事はどうするん
だ?問い詰めるか?」

「…。綾峰ちゃんの周りが裏の人間
の場合、問い詰めたらヤバイよね。」

「けど、ほっとく訳にはいかねーよ
な。あと、綾峰にはハッキング出来
ねぇと思うけどな。」

「まぁね。周りにやってもらってる
って可能性が高いよね。っと、着い
たね。」

「ここか。」

「うん。ここの3階だよ。」

3階??
ここは、見た所6階だから真ん中か?

智也にしては、珍しいな。

「最上階じゃねーのか?」

「タダ券だから、しょうがないしょ
うがない。」

ぁあー。
そういうことか。

「海斗、とりあえず行こ!」

「ぁあ。」


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