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囚われ欺く者

第4章 ゴールデンウィーク


海斗SIDE

俺らは今電車に乗っている。

「そういえばお前、ちゃんと特攻服
持ってきたよな?」

「勿論だよ!!」

「良かった。持って来てなかったら
…どうしようかと思ったよ。」
(黒笑)

「ま、まぁまぁ、結局持って来たん
だし。あ、ほら周りの人がびびって
るよ!!」

「…周りに人いないけど。」

「…あ、はははは」

「はぁ。」

一応なんで、電車に乗っているのに
周りに人がいないのかというと、金
が一般より高い、特別車両に乗って
いるからだ。


なんたって、俺は全国でも有数の星
田財閥の跡取り息子だからな!

あ、本当の俺のみよじは星田だ。

でも、俺が全国でも有数の財閥の息
子だとバレるとめんどくさいから偽
名使ってんだ。

因みに、智也もそうだぞ。

全国でも有数の北川財閥の息子だ。

みよじは俺と同様偽名だ。

ってか、いつの間にか智也寝てるし
。まぁ、朝早かったもんな。


智也とは、最初はお互いに家の事は
秘密で友達になったんだ。

最初はたしか小学校の入学式だな。

で、お互い信用して話した時にお互
いが同じ環境だった事を知ったんだ


今となってはいい思い出だな。

智也にはこんな事言えねぇけど、智
也はおれにとって、凄く信用出来る
大切な親友だ。

…こんな、俺らしくねぇー事本人の
前で死んでも言えねぇけど。


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