• テキストサイズ

囚われ欺く者

第4章 ゴールデンウィーク


美希SIDE

「そんな、冷たく言わないで。ねぇ
ちゃん?」

「そのピアス、どこで見つけた?」

「中3に進級する時にねぇちゃんの
情報をハッキングして、いつ闇蝶だ
と確かめようと思ってたんだけど、
ねぇちゃんが今日、街の見回りから
帰った頃からずっと、このかんしカ
メラで見て証拠を探してた。」

「ハッキングって!?」

「俺、誰にも言ってなかったけど、
ハッキング1位の野々瀬と最近力を
強めていると有名な龍牙だから。」

「うそ。」

「本当。ハッキング5位のメルさん
。」

「っ!と、とりあえず、そのピアス
を返せ!」

「いいよ。」

「?!い、良いのか?」

「そんな事で嘘ついてどうすんの。
でも、条件があるけど。」

「…。なんだ?」

「俺を男としてみる事。」
/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp