第4章 プレイルーム
自分の視界が…涙で滲んでいて…。
生理的な涙…で視界がぼやけて行く。
「んぅ…、
ナオ…ト、さ…ん…もう…私ッ」
これ以上…、
何度もイカされ続けたら
そうする前に…
どうにかなってしまいそうで。
途切れ途切れになりながら、
朱莉が言葉をやっと紡いで。
ナオトがその言葉を聞いて、
言いたい事を分かってくれた様で。
身体をそこから離すと、スルッと…
その手で…朱莉の頬を撫でて来る。
『じゃあ…、しようか…?』
そう…確認するように
こちらに問いかけて来た言葉に、
朱莉は自分の首を縦に振った。
ドキドキと…自分の胸が…、
これからする事への期待で高鳴るのを
朱莉は感じてしまっていて。
えっち…するの…、
3ヶ月…ぶり…だ…。
なんて…事を考えている間に…。
彼は…このプレイルームに入る時に
スタッフの人に貰った
あのコンドームを装着している様で。
そっちは…、
見ないように…しているが。
その…付けてる…
気配がするのを感じて居て。
『そう緊張されちゃうと…、
こっちも緊張しちゃうんだけどな…、
楽にして、肩の力抜いて?』
緊張して、身体が強張って居たみたいで
そう声を掛けられてしまって。
思わず…ナオトに対してすいませんと
萎縮しながら謝ってしまっていた。
ナオトさんが…、私の身体に
覆いかぶさって来て、唇を重ねて来る。
コンドームを被せたペニスの亀頭で、
朱莉の陰列を擦って来て、
中から溢れている愛液が
陰列を擦られてくちくちと音を立てる。
「んっ…、んんッ…、ふ…、あっ…!」
亀頭が、自分の入口の場所を捉えて来て。
思わず声を出してしまって居た。
『ここ…?』
「………ッ…」
そう確認する様に問いかけてられて、
その問に朱莉が頷く。