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マスカレイドナイト

第4章 プレイルーム



「んあぁああっ、んんっ…ぁ、
はぁ、はぁ、あぁあ゛んんっ!!」

クリトリスを吸われてイってしまって。
ぬる…っと…朱莉のアソコの中に、
ナオトさんの舌が潜り込んで来る。

ヌルヌルと…自分の中で舌が
意思を持った生き物の様に這って蠢く。

ぶるっ…っと、その快感に
身体の底から身震いをして。

指で中を弄られるのとも、
ペニスで中をかき回されるのとも違う。
舌が…自分の中を這う快感に酔いしれる。

下から伸びて来た手で、
両方の胸の先の突起を
きゅっと摘ままれてしまって。

ビクビクっと腰が快感に跳ねた。
同時に快感を与えられれば、
快感が加速してまた自分の中で
真っ白になって弾けて行って。

「ふぁ、あっ、
んあぁあ゛あぁんんっ…」

イケばイク程……、快感が加速して
深い深い絶頂を…身体が包む。
自分の身体じゃないみたいに…、
与えられるままに素直に快感を吸収して。
絶頂を迎える度に…、その味を憶えて行く。

今までの…私が…、生きて来た中で…。

付き合って来た人とのセックスの中で。

こんな風になるまで…、何度も
何度も…イッた…経験なんて…無くて…。

固く閉じていた蕾が…、彼の手で

一気に…花開く…かの様にも…感じる。

快感に…終わりが見えない。

イって…山を越えてしまっても…。

その瞬間から…、次の山を…自分の身体が

上り始めてるのに気が付くから。

こんなの…知らない…ッ

イっても…、イっても…

快感に終わりも果ても見えて来ない。

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