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マスカレイドナイト

第4章 プレイルーム



ズブブ…っとゆっくりと…、
彼のペニスが自分の中に挿いって来て。

自分の中を…、彼のサイズに…
こじ開けられながら押し進められる感覚…。

ああ…、この感じ…。

指とは違う…胸の奥が…圧迫感で、
詰まりそうになる…この感じ…。

感じるのも…、
忘れてた…感覚を思い出す。

「…っ…ぁ…はぁッ…、
はあ、はぁ…ッ…、んッ…」

『もしかして、痛い…?
中…キツくて、狭いし…』

「だ…、大丈夫…です…、
だから、そのまま…ッ…ンんッ」

十分すぎる程に、
イカされまくってたのだから
息苦しさを感じるものの
…痛みなんてある訳なくて。

膣の入口で…感じて居る、
ナオトさんのペニスの感覚を…
もっと自分の膣の中で
もっと…、感じたいと…
朱莉は思ってしまって居て。

くちくちと…小さな水音を立てて、
膣の口だけを刺激する様な…
浅い浅いソフトな抽送をされて。

「ふぁ…っ、んっ…、
あぁ…ん…ッ…んッ」

そのゆっくりとした
リズムの彼の抽送に、
合せる様にして、朱莉の口から
甘い声が…吐息と共に混じり始める。

『久しぶりのセックスで
痛い…って感じじゃ、
その様子だと…
無くなって来たみたいだね』

「んあぁぅ、はぁ…ぁ、
…ナオトさん…ッ
もっと……っ、中…に…、来て…ッ」

『もっと…?じゃあ、これ位?』

そう…楽しそうにナオトに
問いかけられてしまって。
さっきまでの入口だけの抽送よりは
少しばかり深くなるが…
まだ…半分も…彼は中に来てくれなくて。

奥が…ジリジリと…、
焦れて疼くのを感じる。

「んあぁあっ…、やぁん
意地悪…しない…で…ッ」

『あまりにも…貴女が、素直で
可愛らしい反応を
してくれる物だからつい…。
僕も…意地悪を…
してしまいたくなってしまう…』

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