第4章 プレイルーム
自分の希望を、
遠慮せずに伝える様にと言われて。
「んんっ…、あの…、ナオトさん、
その…、キ、キス…は…ッ」
『ほら…、したいって思ってたのに、
キス…したいって言えないで
ずっと、遠慮してたんでしょ?
こう言うお店だから、しないのかなとか
そんな風に…思ったりしてたの?いいよ』
ちゅ…ぅ…と…、触れて来る唇は
まるで初めてキスをする子に
するキスみたいに
蕩けてしまいそうな程に優しいキスで。
ナオトさんは…、私の…
初めてのマスカレイドナイトが…
素敵な夜の…思い出になる様に
…してくれてるんだなって。
身体に触れて来る
ナオトさんのその手の優しさからも。
その…触れて来る唇の、
キスの優しさからも。
伝わって来る…みたい…だなって…。
キスを…何度も…落とされながら。
そっと…胸の上に添えられた手が
やわやわとソフトな力加減で
朱莉のおっぱいを揉んで来る。
「んっ…んんっ、
あ…ッ…、は…ぁ…ん…ッ」
揉まれている内に…、
先端の突起が刺激に反応して
硬く勃起して来るから。
硬くなった乳首が
チャイナドレスをここだよと、
自己主張する様にして
持ち上げてしまって居て。
『おっぱいは…
どうされるの…が、好きなの?』
「んっ、あぁっ、んッ、
服の…上から…、先…の所を
カリカリって…ッして欲しい…ですッ」
『ここ、こうされるの好きなの?』
カリカリカリ…と
爪の先で引っ掻く様にして、
チャイナドレスの上から胸の先を弄られて。
トロ…と…自分の中から
愛液が溢れて来る。
「んぁあぁっ、
それ…好きッ…です…ッ
あぁあ、んんっ、それっ、んんっ
…気持ち…いい…ッ…の…」
『じゃあ…もっと…?こうされたいの?』
そう…耳元で…
囁き掛けて来る声は
爽やかなイケボなのに
色気を感じてしまう。