【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎
第17章 夏の終わり※
今まで向き合ってきた悟が居ない。
何でかなんて分からないけど、こんな悟は知らない。
恐怖なのか拒絶反応なのか分からないけど、悟にこうして触れられていると、言いようのない震えが止まらない。
ななの部屋に入ると、悟は迷うことなくベットまでななを運んだ。
「っ!」
乱暴に降ろされると思って、ぎゅっと目を瞑ったが、受けた衝撃は強いモノじゃ無かった。
恐る恐る開いた目が、自分を見下ろしている悟の目と合った。
その瞬間、悟が自分に何をしようとしているか分かった。
スッと悟の手がななの服の中に入ってくる。
当たり前の様に、もうななを抱くと決めていた。
体を起こして逃げようとしたななを押さえつける様に、悟がキスをする。
そのキスを受ける間に悟の手が服の中を弄って、ななの胸にたどり着いた。
スリッと悟の親指がななの乳首に触れると、すぐに突起してななの体が震えた。