【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎
第16章 直哉と悟※
それが分かっていてなお、悟の手がななの太ももに触れる。
流石にななの手が悟の手に伸びた。
「……触るだけ……。」
懇願される様に言われると考える間はあったが、悟の手を離した。
サングラスを取って、改めて裸で横になっているななを見下ろした。
さっさと抱けば良かったと一瞬後悔したのに、顔を赤らめて自分を不安気に見上げるななの顔を見れば、この顔に悲しみを残したくなかった。
だから自分が出来る事は、ななが許す範囲で彼女の身体で自分を慰めるしか出来ない。
ななの首筋にキスをしながら、ゆっくりとななの足の間に指を入れた。
直哉との情事の後のせいなのか、今の自分との行為の為なのか、ちゃんと濡れているソコに指を擦ると、ななの身体がピクッと動いた。
自分の指にななの愛液をしっかりと塗り込めて、割れ目の上にある突起に触れると、ななから甘い声が漏れる。