【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎
第10章 禪院直哉②※
やっぱななは最高や。
ぎゅっと目を顰めて、辛そうに自分に縋り付いてくるななに。
直哉は満足そうに笑みを浮かべる。
ななの顔に触れていた手を滑らせて、胸元まで移動させた。
ピクッと直哉の手にななの肩が震えた。
「… なな…自分で脱げるわな?」
直哉が目を細めてそう言うと、ななはグッと自分の服を掴んだ。
「っは……ぁ……。」
息を吐くのさえ、スムーズに出来なかった。
それでも体を浮かせて、ななは裾から服を捲っていく。
もどかしい位にゆっくりとななの手が動いていて、すぐに服を剥がしたくなる気持ちを抑えて。
その光景を黙って見ていた。
ななの肌がどんどん顕になってきて、見えてきた脇腹に直哉の手が触れた。
ビクッとななの体が強張り、手が止まった。
「続けて、なな。」