十年・愛 〜あの場所で、もう一度君と…〜【気象系BL】
第6章 6
首から下りて来た唇が僕の胸の先を捉え、吸ったり舐めたり、転がしたり…
不器用な手先に比べて舌先は器用なのか、巧みな舌技で僕を刺激する。
正直、これまでそんなに胸で感じたことはないと思うんだけど、どうしてだろ、凄く…気持ちイイ。
勿論、僕のアソコに触れてる手が絶えず動き続けてるせいもあるかもだけど…
「なあ…、やっぱり女物の下着って、小さいんだな…」
「え…?」
言われて視線を落とした僕は、布面積の少ない下着を押上げてなお、解放されるのを待ちきれずに飛び出してしまった先端を目にし…
「や、やだ…、見ない…で…」
慌てて両手で隠そうとするけどもう遅くて。
下着を膝まで下ろされ、ブルンと飛び出した僕の中心に、潤さんの手と…唇が触れ…
そして熱くてネットリとした感触に覆われた。
「だ、だめ…、僕、お風呂…入ってない…もん…」
今更だし、酔っ払って寝ちゃったから仕方ないことなんだけどさ、綺麗じゃない状態で…だてのは流石に申しわけなく感じてしまう。
それにさ、僕は経験ないけど、女の子とするセックスと違って、男の子同士のセックスって、色々準備が必要なの、今まで抱かれる側だった潤さんだもん、知らない筈ないでしょ?