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俺、ピグリン王になったみたいです

第13章 新たな敵


 予想外の展開に俺は咄嗟に後ろへ飛びすさりながら剣を構える。ジュッという導火線に火が点く音に気付かなければ直撃は免れなかっただろう。
 もくもくと上がる煙は徐々に晴れ、その先には好戦的に笑むピグリンブルートが立っていた。片手にはTNTがある。
 目の前の壁が壊れたのもそのTNTのせいだろう。だが、他のピグリンブルートが気付かなかった俺の存在を、この対峙している騎士長とやらだけが気付いたところ、危険な予感がした。
「騎士長……」
「応援を呼びなさいな」
「はっ」
 そして、近くにいたもう一体のピグリンブルートも、エリトラをなびかせてどこかへと走り去った。まずい。応援を呼ばれたら、さすがに一人じゃ倒し切れないだろう。
 行かせないと走り出せば、騎士長ピグリンブルートに行く手を阻まれる。明らかに一筋縄ではいきそうにない敵に俺は歯を食いしばった。
「まずこっちが先攻でいいよなぁ?!」
 そう言って走って来た騎士長。エリトラにそんな効果があったのか、よく見るピグリンブルートより足が早い。
 思わぬ速さに俺は敵の突進を剣で受け止めたが、攻撃が重い。なんとか押し返して飛び跳ねると、次にはTNTを構えたので俺は息を飲んだ。
 ドォーン……!!
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