• テキストサイズ

俺、ピグリン王になったみたいです

第12章 ドラゴンの城へ


 ピグリン兵たちの素早い動きによってマグマキューブは倒し切ったが、息つく暇はなかった。
「ここは危険かもしれません。先へ急ぎましょう」
 とゴエイくんが言い、俺も賛成し先へ進んだ。ピグリン兵たちも各々ブロックを使いながら玄武岩デルタを乗り越える。そして天井からは雨のように降ってくるマグマキューブを斬り伏せながら突き進んで行くと、だんだんと奥から黒い構造物が見えてきた。
「あれは……」
 俺が立ち尽くすと、すかさずゴエイくんが隣に並んで説明をしてくれた。
「あれが、ブルートドラゴンの根城です」
「根城……」
 俺は下から上へとドラゴンの根城を眺めた。ぱっと見はゲーム内であったような廃要塞。もっと言うなら俺が最初にいたピグリンの城をさらに発展させたような見た目で、高さはよりあった。
/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp