第11章 脱出
――――――――数日が経ち安室さんとの共同生活も慣れてきた頃……………
安「ただいま戻りました…………。」
『おかえりなさい!』
安室さんの元に駆け寄ろうとするとドア越しに怒号が飛ぶ。
安「来ないでください!……すみません、任務中に薬を盛られてしまいました。
何かあっては、いけないので近づかないでください。」
少し苦しそうに吐息を漏らしながら淡々と話してくれる。
『え、でも………。』
安「嫌な思いをさせてしまうかもしれないので……」
(いっつも私の為に………、苦しそうな安室さん見てられない……!)
『いつもの、お礼がしたいので!私に何かできる事ないですか!?』
安「…………どうなっても知りませんよ!」
そう言うと啄むようなキスをされる。
『んっ////』
(息、出来なっ………/////)
『ぷはっ…………』
安「息を、するのも忘れていたんですか?本当に可愛いですね。」
ふふっと頭を撫でられる。
顔が熱くなり目を逸らしてしまう。
そのまま頭を撫でていた手が下に伸び胸をやわやわと揉まれる。
『あっ………//////』
声を抑えようと口を手で塞ぐ。
安「声、聞きたいです。………ダメですか?」
子犬のように上目遣いで見つめられ拒否できない。
『~~~~ずるいですっ!/////』
安室さんが悪戯に笑い、お姫様抱っこでベッドに運ばれる。
優しくベッドに下ろされ額に汗をかいている安室さんが服を脱ぎながら
安「嫌なら直ぐに言ってください、止めるので」と言い軽くキスをし続きを始める。