第4章 ハニートラップ
マ「……………安室君と2人だったけど大丈夫だった?
何か嫌な事されてない??」
『……………大丈夫です。』
マ「本当?なら良かった。
こういう事も増えちゃうかもだけど嫌な事されたりしたら、すぐ言ってね。」
『ありがとうございます。…………じゃあ、仕事片付いたので帰りますね。』
お疲れ様です、と挨拶を交わし裏口から外に出る。
帰路に向かいながらバックヤードでの出来事を思い返す。
(そういえば元の世界では安室さんはどんな手段でも任務を遂行する人だって言ってたような………。
じゃあ、今回も沖矢さんの情報を得る為にしてたんだ、きっとそうだ!)
そう思い忘れるように足早に家へと向かう。
玄関で靴を脱いでいると声が降ってきた。
赤「遅かったな。何か、あったのか?」
『仕事が溜まってて…。今日は1人だったので。』
赤「………そうか。ご飯もお風呂も用意できているぞ。」
『ありがとうございます!』
先にご飯を食べお風呂で今日の疲れを癒すように長めに湯船に浸かった。