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【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】

第2章 不思議な女※


悟はこのまま口の中に射精するのだと、疑わずに身を任せている。

悟の掴んだ手がさらに強くなり、腰が少し引いた時に、仁美は悟のモノを口から離した。

「!?」

その瞬間に、悟の先から精子が飛び出すと、仁美の顔に思い切りかかった。

止まらない射精に、悟の手も足も震えているが、その顔は紅潮しながら見下ろしていても、身を引いた仁美を困惑した様に見ていた。

勢いの少なくなった精子が、ポタポタッと床に落ちて行く。

頭の上で、悟の荒い息が聞こえてくるのを、仁美はふっと笑って聞いていた。

悟を見上げた仁美の笑顔に、悟は目を細めた。

顔にかかった精子を人差し指で少しすくうと、ペロッと舐めて、悟を見た。

望んでいた射精で無かった事に、困惑したが、仁美のその顔を見て、それがワザとだと言う事を知った。

「…っは…。」

悟が目を顰めて、仁美を見下ろすと、乾いた笑みが口から漏れた。

「……たくさん出しましたね…。」

ベトっとまとわりつく精子を拭いて、仁美は悟を見上げた。

その顔は不敵に笑っていて、コレで満足しろと、悟に言っている様だった。

仁美は自分の処理を終えると、黙って仁美を見ている悟にテッシュの箱を渡した。

恋人でも無いのだから、自分の処理位、自分でしろ。

仁美の言いたい事が分かると、悟は箱を受け取って、自分で処理をした。

ソコに、回帰前の様な甘い時間は無かった。

だけれども仁美はそれでいいと思っている。

納得のいっていない悟の顔を見て、仁美は目を細めた。
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