【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第14章 真実の相手②※
今感じているのは術式の情欲では無い。
確かにお互いを求めてキスを繰り返して腰を動かしている。
「…はっ…ああ……あんっ…直哉さんっ。」
気持ち良さを誤魔化す気も無く仁美から熱い息と喘ぎ声が漏れる。
夢中になって直哉を求める様に動く腰に疼きを快楽に変えて簡単に達してしまいそうだ。
どんどん溢れる愛液と仁美の中が簡単に直哉の射精感を促す。
腰を動かす度に仁美の中はビクビクと直哉のモノを締め付けて、軽くイクその快感を愉しんでいた。
「…はっ… 仁美…そろそろ我慢出来へん…。」
どんな時も射精は自分のペースで調整出来た。
なのに仁美相手ではそんな余裕すら無くて、情けないけど今は仁美から与えられる快楽に簡単に呑み込まれる。
それが気持ちの昂りからなのか、ただ単に仁美の中が気持ちいいのか。
「…ん…直哉さん…後…少し…。」
仁美が自分の快楽を求める為だけに直哉のモノを使ってイこうとしている。
体が自由に動けたらすぐにその体を自分の腕の中に収めて、仁美に快楽を与えられるのに。
情けない無いと思いながらも、今は仁美が達するまで射精を我慢する事しか出来ない。
そしてそれはそんな簡単では無い。
「っ!あっ………もうっ…!」
気持ちとは裏腹に精子が上がって来てもう射精する事しか考えられない。
ビクビクッと大きく痙攣して中で膨張する直哉のモノに、仁美の中も同じ様に痙攣して締め付ける。
「…はっ…出る…っ。」
「あん…ああっ…私もっ。」
ぎゅううっと直哉に抱きついた。
もう直哉の傷をいたわる気持ちより、自分の衝動の方が強かった。
抱きしめ合ってイきたい。
その気持ちだけがお互いの神経を支配する。