【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第14章 真実の相手②※
直哉の言葉にお腹の下がギュッとなった。
着物を脱がせてもらったおかげで長襦袢なら跨ぎやすい。
「………痛く無い?…。」
なるべく直哉に体重がかからない様に跨った。
「…全然…そのまま腰下ろしてや…。」
グッと直哉のモノを掴んで自分の秘部に当てた。
そのまま腰を下ろすと何も準備もしてないのに難なく直哉のモノは仁美の中に入っていった。
「……っ……。」
仁美の体重が乗っかっても、痛みより快楽の方が大きかった。
「……別に下着履いとってもええねんで…。」
「…買わないと無いよ…。」
着物だからとか、好き好んで下着を履いていない訳でも無い。
「…買うたるで。」
直哉はグッと仁美の首を掴んで自分に寄せた。
近付いた仁美にキスをしてしばらく舌を絡めさせる。
「…何でも、なんぼでも買うたる。」
少し唇を離して直哉が呟いた。
体の痛みよりもギュッと仁美を抱き締めたい気持ちが溢れる。
「そやさかい…ずっと……ここにおらんかい…。」
悟くんの元に戻らないで、ずっとここにいたらええのに。
仁美は模様が重なり合う様に直哉の腕をギュッと握った。
さっきまで熱く疼いていた術式が嘘みたい治っている。
今あるのはただ直哉との情事での情欲だけだった。
「……直哉さん…。」
仁美は疼きを満たす様にゆっくり腰を動かす。
「……はっ……ん……。」
キスを繰り返す唇の隙間からお互いの吐息が声となって漏れる。
仁美の動きに合わせて直哉の腰も少しずつ動いている。
痛みなんか全然感じない位に疼きが下半身に集中している様だった。
止まらない自分の腰に直哉は目を顰めながら仁美の顔を見る。