【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第14章 真実の相手②※
「……傑……今は……脱げない……。」
「…うん……分かっている。」
仁美は今日絶対に抱かれないだろう。
それは喜ばしい事なんだ。
彼女が直哉を愛そうと直哉を思いそう言っている。
これは我慢じゃ無い。
仁美が直哉を愛そうと確認する為に選んだ相手が自分なのだから。
「…傑…絶対何処にも行かないで…。」
せめて傑が生きれる未来を見れるまで。
どうかこの命は奪わないで。
「ずっと居るよ…。」
どんな結果になっても自分が受け止める。
悟から彼女を奪っても、彼女の最後を見る事になっても。
どうかその時の彼女が笑顔でいれる様に。
彼女の望む死を自分が与えられる様に。
それがとても辛く身を引き裂かれる思いだとしても。
仁美と出会えて良かった。
この残酷な未来を決心しても。
そう思って仁美を胸に抱きしめるんだ。
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