【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第13章 真実の相手※
直哉はグッと仁美の後頭部を掴んで仁美の顔を自分に向かせた。
直哉の顔が近くて仁美は目を細めた。
「…着物を着た事は?」
「……無いです……。」
仁美の言葉を聞いて直哉はニヤッと笑った。
「なら俺が着させてやるさかい…。」
直哉は長襦袢の紐を取った。
「一旦脱ごうか?」
直哉の顔が近付いてきて仁美にキスをした。
遠慮なく舌が入って来て仁美の舌に絡んでくる。
柔らかい直哉の唇と舌にピリッと頭が痺れた。
「…ん…ちゅっ…クチュ…」
簡単に高揚する気持ちが確かに直哉が真実の愛と言っているようだ。
直哉の髪を掴んでいる手も、押し込む様に入ってくる舌も気持ち良くて吐息が漏れる。
「…あ…直哉さん…。」
「はっ…分かってるって…。」
初めてのキスなのに気持ちが昂り過ぎておかしいのだ。
体が熱くなり顔が紅潮している。
どうやら直哉も同じ気持ちらしく戸惑いはしているが湧き上がる情欲は愉しもうとしている様だ。
直哉の手が長襦袢の襟から仁美の胸を掴む。
「…着物はええ、こうしてすぐ触れるさかい。」
後ろから仁美の首筋にキスをしながらキュッと乳首を摘んだ。
「…あっ……。」
漏れる声も可愛くて好みだ。
直哉は薄っすら目を開けて、長襦袢から覗くうなじから肩のラインを見た。
白く小さな肩は簡単にその衝動を掻き立てる。
ちゅっちゅっとその肩に唇を押し付けながら、仁美から長襦袢を脱がしていく。
まるでクリスマスプレゼントを丁寧に包みから出している様な高揚感だった。
中身は分かっているのに昂揚感はどんどん高まっていく。