【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第13章 真実の相手※
仁美はそんな悟の様子を見て、ニッと笑った。
悟が何で今日自分を抱かないと言うのかも分かる。
仁美はベットに腰を落として残っているショーツを自分で脱いだ。
「……じゃあおねだりしようかなぁ。」
流し目で悟を捉えると、彼の体がピクッと反応した。
「…… 仁美……。」
悟の顔がぎゅっと歪んで、懇願する様に仁美を見る。
その悟の目線は見て見ぬ振りをして、仁美は悟に言った。
「今日しないなら、悟は脱がしてあげなくてもいいのね?」
悟はぎゅっと仁美を抱き締める。
「… 仁美…意地悪しないで…。」
「知らない。抱かないって言ったの悟だし。」
仁美がそう言うと掴んでいる悟の腕を外して彼の顔を覗き込んだ。
眉間に皺を寄せて、おやつを我慢している子供の様だ。
「………疼いちゃったから続きしてよ…。」
悟の手を取って自分の胸に押し当てた。
柔らかい仁美の胸を掴むと、簡単に理性が吹き飛んだ。
「っ!!」
急にベットに組み敷かれて、悟の唇が掴んでいる胸に向かう。
「んっ……あ…ん…。」
悟の舌の動きに合わせて仁美から声が漏れる。
どんどん悟の唇が仁美の下半身に向かうと、仁美の太ももをグッと掴んで足を広げる。
「…はー…はー……。」
愛撫されている仁美よりも荒い息を吐いている悟を、仁美は目を細めて見た。
「……服…脱がしてあげようか?」
相変わらず仁美の体だけで興奮してしまうのだから、無駄な我慢はしない方がいいのに。