【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第9章 五条先生と副担任※
ソレすらも仁美はサッと顔を避ける。
悟の顔すら見ようとしない目からは、涙が止まる事は無い。
「…仁美…お願いだから触らせて…。」
グッと仁美の手首を掴んでいる手に力が入る。
後どの位我慢出来るか。
悟がもう限界なのは分かっていた。
それでも極限まで。
頭がおかしくなる位に辛い思いをすればいい。
「……はぁ………はぁ…。」
ずっと仁美からの返事を待っているのに、仁美は目すら合わせない。
俯いて、懇願している悟に興味無さそうに。
ただ床を見ながら涙を流している。
悟は目をギュッと顰めて、自分のモノを握っていた手で仁美の顔を掴んだ。
悟の体液でヌルッとした感触が、悟の指から頰に伝わる。
無理矢理悟に顔を上げさせられると、仁美はやっと悟を見た。
眉間に皺を寄せて、返事をしない仁美に苛立っているのが良く分かる。
仁美はそんな悟を見て、フッと笑った。
悟は拘束していた仁美の手首を離した。
「…仁美…。」
悟が近付けた顔を、仁美は避けた。
「……あーあ…触っちゃったね、悟…。」
そう言って仁美は自分で涙を拭いた。
仁美は悟の胸に手を置くと、そのまま悟を押して歩いた。
悟は素直に仁美に押されながら、後退していく。
ベットが足に当たって、悟は素直にベットに座った。
自分を見下ろす仁美の笑みに、目を細めて。
「…しょうがないね悟…慰めてあげようか?」
仁美は悟のモノを触りながら、彼の膝に乗った。
悟の顔が歪んだのは、コレが無償では無い事が分かっているからだ。