【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第9章 五条先生と副担任※
仁美の言葉に、ピクッと悟の手が止まった。
仁美は悟のその手を見て、スッと顔を上げた。
「…これ以上触れたらダメよ。」
そう言った仁美の目は、涙を溜めて、悟を睨んでいる。
「……仁美……無理だよ…。」
悟の手が震えている。
懇願する様に、悟は仁美に縋った。
チラッと悟の下半身を見ると、すでにパンパンに膨れている。
感情が昂って、今すぐに仁美を抱きたいのだろう。
「……はぁ、悟……触れないで、私の涙を止めてよ。」
そう言って笑った仁美に、悟の顔の歪みが消えた。
貴方の滑稽な姿を見せて、私の気持ちを落ち着かせて。
「……うん…いいよ、出来る……そうしたら……側に居てくれる?」
ガチャガチャと、悟がベルトを外す音が聞こえる。
仁美は悟の言葉に返事をしないで、目を伏せた。
「仁美…返事して…ちゃんと言う通りにするから…。」
そう言って、悟はズボンから自身のモノを出して、仁美に見せた。
凄いね悟。
本当に何でも私の言う事を聞くのね。
離れると言う事以外は。
悟の顔が仁美の顔の横にきた。
耳元で悟の息が聞こえる。
「仁美、早く返事して…おかしくなりそう…。」
悟は自身のモノを扱きながら、仁美に言った。
不安が昂りになり、性欲に変わる。
呪ってしまっても、魂を縛ってしまっても。
愛していると。
離れないと仁美から聞かないと、不安で頭がおかしくなる。
「…はぁ…仁美…、本当に好きなんだ…。」
悟の頬が申し訳ない程度に仁美の頬を掠めた。