第7章 異国の一夜※

どんどん悟に押されて、体が後ろに反れる。

「悟、ちょっと抑えて…。」

悟のズボンを脱がすのも至難の技だった。

全く協力してくれない悟を、やっと裸にする事が出来た。

たったそれだけの時間で、仁美の体は悟の痕でいっぱいになった。

「…大人しくしてて…私にされるの好きでしょう？」

仁美は悟のモノを掴みながら、体を悟に密着した。

悟にキスをしようとした瞬間に、悟に肩を掴まれて、そのままベットに押し倒された。

今度は、悟が仁美を見下ろしている。

「… 仁美の体を舐め回す方が好きだって、知ってるだろ？」

そんな記憶なんて無いが、きっと僕ならそうだ。

こんな極上の体を目にして、抑えられるはずが無い。

悟の言葉を聞いて、仁美はフッと目を細めて笑った。

「……あまり激しくしないでね…。」

そう言って、仁美は悟の顔を掴んで引き寄せると、彼にキスをする。

この顔をした悟はマズイ。

気が済むまで、仁美を放さないだろう。

ちゅう…ちゅっ…ちゅっ…

悟のリップ音が、部屋に響いた。

先ほどよりも、唇より舌が這うか時間が長くなる。

「…はぁ… 仁美…最高…。」

まだ胸を揉んでいるだけなのに、悟は仁美の胸に顔を埋めながら、何やら感動している。

散々煽ってきてるから、どれだけ遊んでいるのかと思ったら、全然綺麗な薄ピンクの乳首だ。

こんな純潔な体を、自分より先に手を付けた男が居ることに、頭がおかしくなりそうだった。

悟は乳房を掴んで、突起している先端を舌で舐め上げた。

「っ…ん……。」

仁美の甘い声がかすかに聞こえてきて、体が少し痙攣した。