【呪術廻戦】五条悟から逃げたいので呪詛師目指します【R18】
第1章 五条悟から逃れたい※
「あ…あぁ…。」
「…っは…。」
何度体験しても慣れない痛みだ。
だけど、痛みを逃す方法は、随分と上手になったはずだ。
仁美は大きく息を吸って、耐えられない痛みは、傑の肩に腕を回して、彼に縋った。
「…仁美。」
傑は仁美の思惑通りに、仁美の痛みを紛らわす為に、唇を付け、舌を絡めてくる。
「…傑…ゆっくり入ってきて、大丈夫…。」
唇が離れて吐息を混ぜながら、仁美は傑に言った。
仁美の言葉に、傑はゆっくりと、腰を押し込める。
しっかりと濡れているが、やはりキツくて傑のモノが入る度に、ミチミチと肉を割って入ってくる音がする。
耐えられなくなった仁美が、傑の背中にある手で爪を立てる。
仁美の痛みを分かち合う様に、傑の背中に仁美の爪が食い込むと、傑は更に仁美の中に入ってくる。
全部仁美の中に入ると、ビクビクと締め付けてくる仁美の中で、しばらく自分のモノが馴染むのを待った。
傑は仁美の乳房を掴むと、唇を当てて、強く吸って自分の後を残す。
柔らかく白い仁美の肌に、赤い痕がハッキリと目に映った。
「…傑…。」
仁美は傑の頬に唇を付けると、彼の首元に自分も同じ痕を付けた。
爪の痕も、唇の痕も、心地よい痛みが傑の気持ちを昂らせた。
「っ…はぁ、仁美…。」
傑は頭を下げて、仁美の顔の横に頭を置いた。
首元にかかる傑の息がくすぐったい。
「君に夢中になりそうだよ…。」
傑は眉間に皺を寄せて、苦々しく仁美に言った。