引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18
第9章 【8】芸術を愛するもの(画家)※R18.羞恥プレイ
その日、みんなで協力したが、
アレキサンダーは、見つからなかった。
「ごめんね…見つからなかった」
庭師『力になれなくてゴメンなの…』
オフェンス『ここまで探しても見つからなかったんだ、
仕方ないさ…もう夜だしみんな部屋へ戻ろうぜ』
画家『いいんだ、みんなありがとう……
あとは僕が何とかする』
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エドガー…落ち込んでたな…
何も出来なかった自分が悔しい…
部屋で、エドガーが描いてくれた私とミニリッパーの絵を見ながら
ずっと考え込んでいた。
『ダメだ…落ち着かない…お風呂に行こ…』
サバイバー館には大浴場があり、そこでお風呂に入れる。
もちろんお部屋にも個別のシャワールームはあるが、
大きいお風呂やサウナに入りたいならここだ。
『一風呂浴びて、スッキリするかぁ✨️』
ミニリッパー『ヘァァア!✨️』
『あっ、ちょっと待って、あなたはお留守番だよ』
ミニリッパー『!?へァァ!?💢』
『リッパー、ゴリゴリのオスじゃん』
最後までヘアヘア唸る声を聞きながら部屋のドアを閉めて
大浴場へと向かった。
現在時刻は夜の1時
さすがに誰もおらず、1人でゆっくりお風呂に入り、
寒い廊下を帰る最中だった。
「(ん、…?廊下の真ん中に黒い影が…)」
よくよくじっと目を凝らしてみると、アレキサンダーだった。
「…!!!アレキサンダー!!」
アレキサンダー『ミャァァウ』
「もう…一体どこへ行ってたの…
エドガーさんが心配してたんだよ…!一緒に帰ろう…!」
重たい体を持ち上げ、暗い廊下を、エドガーの部屋目掛けて
歩いていった。
コンコン…
『エドガーさん…!起きてる…?
アレキサンダーが見つかったの…!!!』
画家『アレキサンダー…!!!』
中から大きい音がガシャン!とした後に
勢いよく飛び出してきた。
私の手からアレキサンダーを奪い取り、
抱きしめ、
画家『お前ッ…!!どこいってたんだよ!!!
心配したんだからな…!!!こんなに迷惑かけてッ…!グスッ』