引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18
第9章 【8】芸術を愛するもの(画家)※R18.羞恥プレイ
画家『いつまでぼぉっと見てるんだ……!!』
「あっ、すみません、ちょっと可愛いところあるなと
思ってしまって」
画家『〜〜〜〜!?!?!?////お前誰に向かって……!』
「あ、エドガーさん、ちょうど良かった、
私忘れ物を届けに来たんです。」
彼が落とした赤色の絵の具をハンカチから差し出した。
きっとこの絵の具は高価なものだとわかっていたし、
傷つけたら弁償も出来なそうだし……
画家『……!僕の絵の具!お前まさか……』
「ぇぇえ違います!!落ちてたんです!!!
忘れて言ってしまったから、エドガーさんの部屋を聞くために
男性の方を探していたらクッキーを漁る姿が見えたから……」
画家『クッキーは余計だ!!!///……』
『あ、良かったら紅茶お好きですか?』
画家『紅茶……?フンッ…僕は高貴な味のものしか産まれてこの方
好きでは無いんだ!君のような人が僕の好みの紅茶なんて
いれられるわけない!』
「少し待ってもらえますか?、前にエマちゃんと
庭先で取った茶葉があるんです。」
画家『…………わかった、』
2人分の茶葉を持ち、中庭へ向かって、
できた紅茶を彼に差し出した。
「どうぞ、お口に合うか分かりませんが、
私のお気に入りなんです。」
画家『……』
彼は紅茶をムッと睨み、匂いを嗅ぎ、口に含んだ。
画家『!!!!あっっつ……』
「あっ、大丈夫ですか?フーフーしてください、」
画家『……///フーフー……』
彼が自分の高いプライドと戦っているのを見ると、可愛さを感じる。
しかし素直に受け取るところもまた愛らしい。
「先にクッキーいっただっきま〜す!!」
画家『あ!!お前!卑しいぞ!!!』
彼も急いでクッキーを1枚手に取った。
子供っぽいところもあるのだなぁ、、、
「エドガーさん、良かったらお聞きしたいのですが、
失礼ながらエドガーさんは人物画を書くのが好きでは無いと
聞いたのですが、なぜ私を書いてくれたんですか?」
画家『言っただろう…気まぐれだ、
……それに羨ましいんだ』