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引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18

第9章 【8】芸術を愛するもの(画家)※R18.羞恥プレイ


「ふぁぁ、、、」


『へぁぁ、、、』


私は今中庭にいる。
今日はゲームも何もない日。ベンチに座ってウトウトしている。



エリスに、
『暇なら俺とチェイス練習しようぜ!!!!!』

と言われたが、あれは夜まで絶対にかかるので辞めておいた。
断った時、彼は敵に怯える子うさぎのような目をしていた。
それに負けていつもやってしまうが今日はダラダラしたいのだ……



「眠いねぇ……リッパー……」


『へァァァ……』





そのまま、温かい日が差し込む中庭のベンチで
寝てしまった。












「ん…………あっっ!!!寝てた!!!」



???『うわぁっ!!!』



「!?」



すぐ横から声が聞こえて、そちらを向くと、尻もちを着いた人がいた。
周りを見渡すと、既にオレンジ色に中は染まり、少し冷えてきていた。
もう夕方か……


「あ、あの!大丈夫ですか!」



???『くっ、、僕の作品がッ……お、お前!ビックリさせるから!』



「すっ!!すみません!!立てますか!?」



???『触るな!下民!!

全く……』


そう言って彼は立ち上がり、体のホコリをパシパシ落としている。
下民って言われたよ……



彼はエドガーワルデン。画家だ。
噂には聞いていたが今回で初対面だ。
話すのも初めて。もちろん前の世界でサバイバーとして知ってはいるがこの世界では会うことは無かった。




画家『君が突然起きたせいで、作品が台無しだ!

全くどうしてくれるんだ!!!』




「ちなみにどのような絵を……?」



画家『あっ!!誰が見ていいと……!!』



「……?私?」




そのには気持ちよさそうに寝ている私と、ミニリッパーが描かれていた。
しかし私が驚かせてしまったからか、真ん中には絵の具の一直線が惹かれていた。




画家『見るなと言っているだろ!!!』



彼はキャンバスを手で持ち、厳しい顔をこちらに向けた。




「すごく上手だったから、もう一度見たいのですが……」



画家『……!だ、、ダメだ!!』


「どうして私の絵を……?」


画家『……』
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