引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18
第8章 【7】adultdeepnight(イタカ)※R18過激グロ
「(最近、もう荘園に慣れてきちゃったけど、
この謎の進展がないな……)」
首の紋章の謎はなかなか解けない。
しかし、私は元プレイヤー。
荘園の秘密など知ってる。
「よし、夜、向かおう!」
『ヘァッ?』
荘園の情報が数多くある、荘園主しか知らない倉庫
そこに私の情報がもしかしたらあるかもしれない。
そしたらここから脱する大きな一歩となるかもしれない!
「絶対に見つけてやる!!!」
▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁
【その夜】
私はみんなが寝静まったのを見て、
ベッドから起き上がった。
静かに戸を開け、荘園のリビングへと足を進める。
「(やはり、夜の荘園は寒いし、、暗いし怖い……)」
もしも元の世界に戻れるなら、
いや戻りたくは無い。でもここにずっといるのも嫌だ
リビングにある暖炉の横の燭台を回す。
金属が冷たくて、体がぶるっと震え上がった。
ガチャン……という大きな音と共に、本棚が動き、奥への道が
開き始めた。
「そうだ、、私がゲームで見たのと同じだ……
この中に荘園に関する資料があるはず……」
足を中へと進める。
そこは、本棚と大量の資料で溢れていた。
適当な本を手に取り、読んでいく。
【×××薬の使用用途に関する注意】
【xxx年〜xxx年に起きた事故の記事集】
【ゲームルールの詳細記事】
「どれもちがう……これでもない……なにか……
なにか無いのかな……」
1冊の本を開いた時、
首の紋章と同じイラストが書いてあるページを見つけた。
「……!!!これかもしれない……!」
【ミューズの印章】
サバイバー、ハンター共に、荘園への招待の手紙を送る際、
手紙に封として付けたロウの封のマークとしてもつかわれる。
xxxx薬の████……
「これは、、、」
先は黒くなった汚れ……いや、、黒くは無い赤黒い。
多分これは……
「招待される為に、この紋章は押された……?なら手紙でも……あ」
たしかここに来る前最初に夢を見た時、
探偵が私に手渡した手紙は、私の目の前で消えていた。
▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁