引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18
第1章 【1】荘園へご招待※R18なし
【ニュースの音声】
「今日早朝未明、女性が運転していた乗用車に信号無視の車が衝突しました。
いずれ、加害者の男性は軽症、アルコールを飲んで運転した、飲酒運転と、速度超過の違反があるとして、回復した男性に聴取する予定だそうです。
被害者の女性は、死亡、車は大破し、出血性ショックでした。」
…………
頭が……痛い……
心臓がバクバクなっている、
その振動が首や指先まで伝わる。
体の感覚は既に無く、これは死ぬんだなと確信した。
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目を覚ますと、暖かい太陽が差し込む、花が綺麗に咲いた場所にいた。
???『い!!!……おい!!!!しっかりしろ!!
直ぐにダイアー先生のところに連れていくからな!!!
しっかり掴まってろ!!!』
謎の男性は、私を両手で支え、抱っこした。
乱暴だけど、優しさを感じる……悪い人ではなさそう…?
「(がっしりとした体……安心する……でも走り方が激しくて局所に響くな…)」
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バアァン!!!
???『エミリー!!!!!!!負傷者だ!!!治療を頼む!!』
エミリー『あのねぇ、エリス、そう何回も喧嘩やら試合やらで負傷者を運んで来たって……
え!?酷い怪我……!すぐに治療する!こちらに運んで!!』
オフェンス『おう!!!』
「(…段々と体が動くようになって、痛さも引いた、このまま、、、もう一睡だけ……)」
……
「はっ!!!!」
勢いよく上半身を起こした。
動ける!!生きてる!
私は確か……事故に……ん?
ベットの端に、椅子に座って寝ている男がいた。
見るからにガタイが良くて、すごい笑顔でヨダレを垂らして寝ている。
オフェンス『んあ、、、zZZ ……起きたのか!!!お前!痛くないか!?』
「え”っっっ!?!?ウィリアムくん!?!?え、本物?!
ここどこ!?私の車は……!」
オフェンス『お前何言ってるんだ?なんで俺の名前を知ってるんだ!?
ここはエウリュディケ荘園だが、、、』
エミリー『ちょっと、怪我人は起きないのよ。エリス、ビックリさせないであげて。骨が折れてるのよ、響くわ』
「エミリー先生!?、?!嘘でしょ!エウリュディケ荘園!?!?私っ!!!」
勢いよく立ち上がったら、足からよからぬ音が鳴った。