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銀魂 短編集

第15章 銀八 水分補給



私はすぐに
その場から逃げるように
階段を降りた。


視界が段々と霞むのがわかる。


そうだ、
ファミレス。

ファミレスに行くんだった。

この涙も早く引っ込めなければ。


下唇を噛み締めながら
校舎を後にし、
門へと止まることなく進んだ。


この調子なら、
ファミレスに着くまでには
きっと涙も収まるだろうと
考えた瞬間、
門の横に立っているトシと目が合った。
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