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銀魂 短編集

第15章 銀八 水分補給



先生は
その言葉を聞いても
一切の動揺を見せることはなかった。


ただ間を置くためのように
煙をゆっくりと
空に吐き出した。



「それはできねぇなぁ。」


目線を私から
煙へと移し、
ゆっくりした口調で答えた。


銀八が
アキにバレない程度に
手元に視線を送ると、
固く握りしめている拳が目に入った。



「先生と生徒とかって
PTAとかがうるさいでしょ?」

「先生が今更そんなこと気にしてどうするの。」


日頃の銀八の様子を考えると
尤もな意見だった。
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