【HUNTER × HUNTER】アナタの奥まで【R18】
第2章 私の名前
それをイルミに気づかれてしまいその女性はイルミの手によって殺されてしまった。
イルミに「お前はオレと以外話さなくて良い」と顎を強く掴まれて目を合わせられ、その時に声が出なくなるほど恐怖を感じたのを覚えている
それからというものの訓練中のイルミと以外誰とも話すことはなかった。
訓練中イルミからはキルアの話や任務中の愚痴を沢山聞いた。
彼は話しながらも少女の身体中をボコボコにしていたため独り言と言った方が正しいのかもしれないが。
「で、お前の本当の名前なんて言うんだ?」
キルアはすぐ目の前まで近寄っており、彼女の顔をのぞき見上げた。
「イルミに14号って、名付けられてから以来14号としか呼ばれたことがないよ」
「へーお前執事かなんかかと思ってたけど兄貴の事呼び捨てにしてるって事は執事じゃない何かっていう事か」
「私はイルミの駒らしい」
「駒?あーなるほどねーそういう感じか」
キルアは少女の言葉を聞き何かを納得したのか、うんうんと相槌を打った
「まあいいやちょっとオレと話してよ」
キルアは少女の腕を自分の元へと引き寄せ、ニッと満足そうに笑った。これがキルアと彼女との出会いだった
そしてここから毎日キルアと少女の秘密の時間が2人の生活の中に増えた