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【HUNTER × HUNTER】アナタの奥まで【R18】

第3章 身体





「盛ってない」
「ふーん、そう」


そうイルミは言うとそのメイドの腕を踏み潰した。
目の前のメイドの血が私の顔に服に飛び散る。
メイドは潰された腕を抑えながら苦痛に満ちた悲鳴をあげる

突如目の前で踏み潰される腕、もがくメイド。
飛び散る血。


その一瞬に起きたことに目を見開きそうになり苦しい気持ちになったのをイルミに悟られないように顔に出ないように平然を装った


「ホントはさ、あっちですぐに殺そうと思ってたんだけどお前にコイツのもがきながら苦しみ死んでいく様を見て欲しくてさ」



イルミは片腕、右足、左足、順に潰していった。


潰す度に彼女の悲鳴が更に苦しいものと変わってくる。
こんなの聞くに耐えない。


彼女はずっと、私の食事係のメイドだった。
唯一毎日顔を合わせていた人であり、たまに変わったマシュマロという美味しい食べ物を添えてくれていた。


彼女の血が私に血が沢山飛ぶ、私の顔は血飛沫で血まみれだ

思わず涙が出そうになるが堪える。

もうやめてほしい。これ以上彼女を苦しませないで欲しい。早く楽にさせて。そもそも私が本当の事を言わなかったら?


言わなかったら彼女は、メイドはこんな目には合わなかったはずだ。


「イルミ、もう私は満足だよ。それにその人じゃないかもしれない。知らないうちに私が毒の量を増やした可能性もあるし、それに」
「お前よく喋るようになったね」



イルミから一瞬だがものすごい殺気を感じ、口を閉じた。


「それにコイツは1週間前からお前の食事に致死量より大幅に超えた毒を入れていた。それでもお前はこいつの肩を持つのか?」


その話を聞いて思わず言葉を失った。
まさか、あの人が?私を殺そうとしていた?
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