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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第7章 蒼炎と蕭索※ホークス


ゆらは服を脱いでいるホークスを、ベットの上から見上げた。

(…男の人だ…。)

彼の裸を見て、ゆらは初めてそう実感した。

家族というモノは知らないが、ゆらにとってホークスはそうだったから。

「…自分で脱ぐ?脱がしてもらいたい?」

ホークスに言われて、引き締まった大人の彼の体を見て、自分の体を見せれる気になれなかった。

「…あー…服着たままで…。」

ゆらがそう言うと、ホークスは目を細めて、ゆらに手を伸ばした。

「今さら貧相な体見て、ガッカリしないさ。」

「ひどっ…。」

ゆらが抗議しようとした時には、ホークスはさっさとゆらの服を脱がせていた。

「……何コレ…。」

まさかとは思っていたが、ゆらの体に付いている情事の後に、ホークスは目を顰めた。

どうやら、荼毘への衝動には性欲も混ざっていた様だ。

「…やり方知ってるなら、出来るよな…。」

ホークスはベットの上に乗ると、ゆらの肩を掴んだ。

冷たいホークスの目が、自分に向けられると、ゆらは目を伏せて、ふっと笑った。

先程の怖気付いているホークスより、よっぽど唆る。

「…出来るけど、ホークスじゃ気分になれない。」

プイッとゆらはホークスから、顔を逸らした。

その仕草に、ホークスがイラッとしたのが分かる。

「…ホークス…。」

ゆらはギシっと音を立てて、ホークスに体を寄せた。

「…ちょっとだけ、ね♡」

そう言って、もう一度縛る事のおねだりをする。

その顔には少しグッときた。

「…お前、そいつとも縛ってヤってるの?」

「うん♡」

どんなプレイだ。
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