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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第7章 蒼炎と蕭索※ホークス


「… ゆらほら、下手でもいいから、こい…。」

ホークスが挑発する様に舌を絡めてくる。

まるで自分がホークスの餌になった気分だ。

美味しそうに自分を食べているホークスに、眉間に皺が寄った。

ゆらの手が、ホークスの顔を掴んで、舌がホークスの口内に入ってきた。

今度はホークスが後ろに反る形になって、ソファに背中を押し付けられた。

「っはっ…はぁ……ん……。」

何度も何度も唇を繰り返し押し付けて、ホークスの唇を喰んだ。

「……はぁ……ホークス……。」

ゆらが少し唇を離すと、唾液がゆらの舌から糸を引いた。

ホークスも、相変わらず夢中でキスしてくるゆらに、高揚の表情を隠さなかった。

少し顔を紅潮させたホークスを目を細めて、ゆらが見下ろす。

ホークスの手を掴むと、自分とホークスを拘束具で繋いだ。

はぁ…と、高揚を混ぜた吐息を漏らして、その光景を見ている。

「……ダメだろゆら、早く外せ。」

ホークスはゆらを諭す様に、顔に手を添えて、ゆらの顔を覗き込んだ。

「…ホークス…。」

ゆらは悲しい顔をする。

それでもホークスは、ジッとゆらの目を見て、叱っている様な目付きでゆらを見る。

「……………。」

ゆらは仕方なく、拘束具を解いた。

「…よし、いい子だ。…おいで…。」

まるで犬を躾けているみたいな言い方に、ゆらは顔を膨らませるが、両手を広げるホークスの胸に顔を埋める。

ホークス出来には、猛獣を躾けている気分だ。

ホークスの背中に腕を回すが、剛翼が邪魔だ。

「……毟りたい…。」

ホークスはゆらの言葉に苦笑いする。
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