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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第6章 蒼炎を慈しむ※荼毘


久しぶりに会った今日は、荼毘にだって募っている昂りはある。

ゆらだけの情欲に付き合うつもりは無かった。

荼毘は拘束具が付いている手を、ギュッと握ると、ゆらを抱き抱えた。

そのままベットまで連れていくと、ゆらを寝かせた。

ゆらを見下ろすと、今は素直に昂りを抑えながら恍悦した顔を荼毘に見せている。

何処でスイッチが入るか分からないが、荼毘は取り敢えず忌まわしいゆらのヒーロースーツに手をかける。

こんなにも、ヒーロースーツが似合わない雄英生はいるだろうか。

ヴィラン相手に簡単に脱がされるその服に、荼毘は満足そうに笑う。

ゆらを裸にすると、相変わらずまだ未熟な体が荼毘の前に横たわる。

そんな体が、これから荼毘が与える快楽に期待する様に、体を赤めて、乳首を立たせている。

「…本当に、随分と待ってたみたいだなぁ。」

荼毘はニヤッと笑って、突起している乳首に手を伸ばす。

突起している乳首に触れると、すぐに固くなり、荼毘はきゅっと乳首を摘んだ。

荼毘の舌が乳首に絡まると、ゾクゾクっと快楽が背中を走って、ゆらの背中が少し反った。

「…あっ荼毘っ。」

荼毘の頭を掴んで、与えられる快楽を堪える様に、ゆらの手が震えている。

荼毘はゆらの体がビクビクッと痙攣するのを楽しみながら、舌で弾いたり、甘噛みして先端を転がしたりする。

その度に反応する、体と、漏れるゆらの声が程よい昂りを荼毘に与える。

「荼毘…ソコばかり…。」

下半身が疼いてきたのか、ゆらは太ももを震わせて、足を強張らせている。

「黙ってろよ、好きだろ?」

今日はあくまで、自分のペースで抱きたい荼毘は、ゆらの催促には乗らない。
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