第3章 蒼炎を愛慕する※荼毘
荼毘の動きに揺らされて、ゆらの背中が床に擦れるのを見て、荼毘はゆらを抱き上げた。
ゆらの重さが加わると、中に入っている荼毘のモノが、奥に届いた。
「はっ…あ!」
グッと中でビクビク動いている荼毘のモノを、ゆらの中が締め付ける。
荼毘は急にきた刺激に、グッとゆらの腰を抑えた。
ゆらの背中を支えて、目の前にあるゆらの鎖骨に、吸い付いた。
荼毘が体を触る度に、ゆらの中はうねる様に荼毘のモノを擦る。
少しでも動いたら、すぐに出てしまいそうだった。
荼毘はゆらの体をグッと抱きしめて、自身の昂りが落ち着くのを待った。
「……荼毘、この体勢だと、私が動けるね‥。」
ゆらはニヤッと笑って、荼毘の顔を見る。
随分と余裕が出てきたみたいだ。
「!っ‥おいっ。」
荼毘が止まるのを無視して、ゆらは腰を動かした。
荼毘の肩に手を置いて、自分が動きやすい様に動くと、下半身がぎゅっと疼くのを感じた。
「あっ…荼毘っ!」
ゆらは疼きを治めるために、さらに中に入っている荼毘のモノを求めた。
「っ!」
込み上げてくる射精感を、抑える事が出来そうも無かった。
思い切り吐き出したい。
荼毘はその衝動に従って、ゆらの腰を掴むと、激しく揺さぶった。
「あぁっ、荼毘のが中でっ動いてるっ…。」
荼毘のモノがビクビク跳ねるのが分かるくらい、ゆらの中は狭かった。
「…うっ…くっ。」
奥歯をギリッと噛み締めて、荼毘はゆらの腰を深く下ろした。
ゆらが動かない様に、しっかりと肩を掴むと、荼毘はゆらの中で何度も射精した。