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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第3章 蒼炎を愛慕する※荼毘


そのまま射精感が治るまで、荼毘はゆらの中に入っていた。

荼毘の荒い息が耳元で聞こえる。

昂りは治ったのに、この荼毘を感じていると、また胸がぎゅっとなり、荼毘に触れたくなる。

「…荼毘…。」

ゆらが肩にいる荼毘の顔に触れると、荼毘が顔を上げてキスをしてくる。

まだ熱い荼毘の唇が、触れる度に気持ちよかった。

しばらくキスを繰り返していると、再び部屋のドアが開いた。

今度こそびっくりしてドアを見ると、また死柄木がソコに立っていた。

「…終わったんなら、こっち来い。」

相変わらず、不機嫌そうな目がゆらと荼毘を見下ろしている。

全く、荼毘との余韻を楽しむ暇は無さそうだ。

ゆらは黙って体の処理をして、服を着た。

着替え中も、腕を組んでじっと見ている死柄木は、やはりゆらと同様、何処か壊れていると、荼毘は思った。

(イカれ×イカれはどうなるんだ?)

荼毘はお互い不機嫌そうに見合う2人を見て、面白そうに笑った。

































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