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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第20章 蒼炎乱舞※死柄木②


ゆらの衝動の情緒が安定していれば、こんなにも穏やかな時間が過ごせる。

ホークスは自分の後ろにくっついているゆらを見下ろした。




(こうしてこっちに居れば、普通の女の子なんだ。)




わがままで、上司の言う事なんて聞かないけど。

ちゃんとヴィランとの線引きを分かっている。




だから絶対に、荼毘に会わせてはいけない。




ホークスはそう心に誓って、ゆらとの何でも無い時間を過ごす。

どうかこのまま何事も無くこうして2人で過ごしたい。

本当にそう思っていた。













初めからゆらに話していれば良かっただろうか。




















テレビではずっと脳無と戦うエンデヴァーの映像。

今日外に出るなと言ったホークスも、その現場に居る。




ゆらはその光景をテレビから見るしか出来なかった。

『外に出るな。』

ホークスのその言葉の意味を理解した。










荼毘がここに居る。






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