• テキストサイズ

【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第19章 蒼炎と一騎当千※轟焦凍・ホークス


「…ゆら、可愛い。」

結局、ぎゅっとゆらを抱き締める。

「………ホークス…それはちょっとキモい…。」

「💢」 

たまに可愛がりたいと思っても、やっぱり可愛く無い。


でも、どうしようも無い妹みたいな存在だけど、ゆらが笑顔で過ごせる世界を望んでいる。

このままこうして自分の側に居るのが、1番心配無く落ち着くのだ。












雄英を離れて、そんなに経って居ないのに、すでに懐かしいと思えた。

ほんの少し通っただけの学校なのに。


ここがこんなに人を受け入れるのは、体育祭以来だ。

ゆら以外にもプロヒーローも訪れている。

「サイン下さい!」

「サイン無いです。」

「写真一緒に撮って下さい!」

「無理です。」

ホークスのサイドキックらしかぬ対応だ。

またSNSが荒れて、ホークスに説教されそうだ。


そもそもヒーロースーツを着ていない時点で、プライベートだと察して欲しい。

プロヒーローになって、道を真っ直ぐ歩けないと知った。


焦凍からバンドをやると聞いていたが、彼は裏方らしい。

観に行っても、焦凍の姿を見る事は出来なさそうだ。

それならばと、ゆらはA組と時間が被っているB組の劇を観に行く事にした。



『我が名はロミオ!アズカバンの亡霊パリス伯爵よ!ジュリエットを返して貰おう!!』

「……………。」

色々盛り込まれている…。

そうか、学校辞めて無かったら、自分もコレをやっていたんだ…。

まぁ…裏方だろうけど。

久しぶりに見る同級生達に胸が少しぎゅっとなって、劇は不覚にも笑ってしまった…。

/ 366ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp