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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第17章 蒼炎の教育※治崎


それでもゆらが声を出せば、治崎は高揚する様だった。

ゆらの反応にいちいちキスをしてくる。

治崎に抱き締められて、キスを繰り返されると。

まるで愛し合っているかの様な情事にゆらの顔が歪んだ。

「…ゆら……もう……。」

治崎が限界なのは彼の動きと、余裕の無いその表情ですぐに分かった。

ああ、これでやっと終わる。

その治崎の行為を見ながら、ゆらはそう思った。

ギュッと治崎の体を抱き締めた。

良かった…、治崎にイかされる事は無い様だ。

ゆらは治崎の腰に足を絡めて、まるで彼を求めているかの様に振る舞う。

そうすれば治崎がすぐに達してしまう事が分かっているからだ。


治崎に揺さぶられる体が段々と激しくなる。

余裕など感じなく、ただ彼の律動を受け入れた。

バッと治崎の体が離れて、ゆらの中から抜け出した治崎のモノから精子が飛び出した。

遠慮する事なく、余す事なく自分の欲望をゆらの体目掛けて放った。


「はぁ…はぁ…はぁ………。」

治崎の体が震えながら、自分のモノを握って何度もゆらの体に射精している。

おかしい位にそんな治崎の行動を何も感じないでジッと見ていた。


やっと終わった。

ゆらの率直な感想だった。

それが治崎に伝わってしまえば面倒くさくなるかもしれない。

そんな気遣いはどうでもいい様に、ゆらは顔を横に向けて目を伏せた。


治崎が気持ち良くイけたのなら、それで全て終わる行為だ。

(……後で荼毘に抱いて貰おう…。)

治崎が射精を終えて、再び覆い被さってくるのを受けながら、ゆらはそんな事を思った。

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