• テキストサイズ

【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第17章 蒼炎の教育※治崎


もうキスも当たり前に舌が入ってくる。

ゆらは治崎の腕を鎖で拘束する。

そんな事どうでもいい様に、治崎の手は背中から腰に回ってゆらの服の中に入って来た。

ゆらの胸を見つけると、治崎の大きな手が包む様に掴んできた。

その時には治崎の唇はゆらの首元に移動していて、ゆらはピクッと小さく肩を動かした。

「はぁ…はぁ…。」

治崎の息がどんどん荒くなっていき、密着されている体から治崎の興奮が伝わってくる様だった。

ゆらの上着が脱がされてそのままベットに押し倒される。

見上げた治崎にアレルギー反応は無かった。

「……何処までするの?…」

まさかこのまま最後まで出来ると言うのだろうか。

ゆらは眉間に皺を寄せて治崎に聞いた。

「……さぁ…分からない…。」

彼自身何処まで自分が出来るのか分からないのだろう。

何せ、触れられる他人に出会ったのが初めてなのだから。

治崎はゆらの胸を掴むと、突起している先端を舐めた。

「……あっ…。」

他人の体を舐める。

そんな事を躊躇無く出来る自分に1番驚いている。

頭上から聞こえてくるゆらの声も、自分の舌に合わせて震えるゆらの体も。

不思議と不快では無かった。

むしろ、治崎の気持ちを昂らせるモノだった。


ー止まらない。

止めようともしなかった。

治崎は初めて味わう感触を堪能する様に、ゆらの体に喰らい付く。


不思議だ。

気持ちが無くても、体はこうして反応するんだ。

確かに無かった情欲が徐々に溢れ出てきて、体は治崎の舌に反応して疼いている。
/ 366ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp