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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第2章 蒼炎を喰む※荼毘


「…絶対やだ。」

何をそんなに頑固になっているのだろうか。

両手が空いていたら、こんな場所でも、もう少し丁寧に抱けたのに。

「…すぐ出すから堪えてろ…。」

荼毘はゆらの中を堪能する事を諦めて、すぐに射精出来る様に動く。

荼毘の荒い息が耳にかかって、ゆらはその激しい動きに、荼毘を抱きしめる手の力を強くする。

荼毘はゆらの体を揺さぶりながら、唇を合わす。

本当はもっとゆらを感じさせて、中にも入っていたかった。

最高に昂っていた疼きを、こんな中途半端に解消しなければいけない事に、イライラする。

それでも想像していた通り、ゆらの中は荼毘をすぐに絶頂へ持っていく。

(…まだ、入れときてぇな…。)

荼毘はそう思うが、チラッと見える、泣き顔のゆらに舌打ちをする。

早く出さなければ、ゆらの方が辛そうだ。

荼毘は舌を絡めて、ゆらの鳴き声ごと飲み込んだ。

「…出る…ゆら、中に出すぞ…。」

荼毘はゆらの為に、抱き続ける事を諦めて、込み上げてくる精子を堪える事はしなかった。

射精する直前の感覚に体を震わして、射精はゆらの奥に思いっきり自分の欲を吐いた。

「っ…うぅ…。」

ゆらの声が苦しそうにもれるが、抱き足りない分は、ゆらの口の中を犯した。

ビクビクゆらの中で跳ねる自分のモノが収まるまで、荼毘はゆらへのキスを続ける。

荼毘は余韻が治ると、ゆらの足を下ろした。

ズルズルッと、木を伝って、ゆらが地面に座り込む。

荼毘もゆらと目線を合わせる様に屈んだ。
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