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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第10章 蒼炎の衝動※荼毘


「……ゆら…今日は縛らないの?」

中々手を出してこないゆらに、轟は痺れを切らせて聞いてきた。

「…今日は大丈夫…。」

ゆらが断ると、轟はショックを受けた顔をする。

ゆらが縛る事をしないと、彼女に求められていない気になる。

そして、その予感は少し当たっている。

ゆらは前みたいに、轟に興奮を見せなくなっている。

轟はキスをしながら、ゆらの胸に手を置いた。

今日はブラまでしている。

「……………。」

そんな事では辞める気は無いので、轟は無言でゆらの服を脱がせてブラを取る。

「……轟…私生活に支障が出てる…。」

主に、夜の活動に。

「…俺も支障が出てる…。」

轟はゆらの首に齧り付きながら続けた。

「ゆらとヤラなかった次の日は、授業中でもちんこ勃って困ってる。」

それは可哀想だが同情は出来ない。

どんどんベットに押し倒そうと体重をかけてくる轟に、ゆらは折れて身を任せた。

ドサッと2人の重みがベットにのしかかった。

「…轟…せめて一回で…。」

今日は本当にその気になっていない。

そんなゆらに、轟は顔を顰める。

「ゆら、今日はもう何も言わないでくれ。」

そう言って、ゆらの唇を塞ぐと、自分の服も脱ぎ始めた。

可愛い喘ぎ声しかもう聞きたく無い。

深夜の寮での密会は、ただでさえ出来る事が制限される。

轟はゆらの体に唇を押し付けて、彼女の体をすがる様に抱き締める。



















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