第2章 蒼炎を喰む※荼毘
しっかりと濡れたゆらの下半身に、荼毘は唇を離した。
体を起こして、腰を突き出しているゆらのお尻を撫でると、後ろから指を中に入れた。
「うぅ…荼毘…。」
ゆらの口から、苦しそうな声が漏れる。
流石にこの中に、指を入れた事は無く、初めての圧迫感にゆらは唇を震わせた。
荼毘がゆらの肩に噛み付くと、ゆらはビクッと声を上げた。
柔らかいゆらの乳房を揉みながら、荼毘はゆらの中を指で慣らしていく。
ゆらの中は荼毘の指を締め付けるが、入ってくる異物を上手に扱えていない。
(…入れた方が早いな…。)
こんな場所では十分にゆらの体を慣らすことが出来なかった。
それでも荼毘は、この行為を止める選択は無く、ベルトを外すと、自身のモノをズボンから出した。
自分の入り口に、感じた事の無い感触のモノが当たっている。
「…何?…」
ゆらは困惑した様に、後ろを振り返った。
荼毘の手が、ゆらの肩を掴んで、もう一度同じ体制を取らせる。
「動くなよゆら、そのまま堪えてろ。」
荼毘はそう言うと、十分に固くなっている自身のモノをゆらに押し付けた。
「っー!」
メリっと肉が割れた感触がして、痛みの中自分の体内に、荼毘が押し入ろうとしているのが分かった。
「っはっーぁー…!」
痛みで呼吸が止まり、息を吐くと苦しい声がゆらから漏れる。
荼毘は震えているゆらの体を見て、まだ少ししか入っていない自分のモノを見た。
処女膜が邪魔で、やはり思う様に入っていかない。