第2章 蒼炎を喰む※荼毘
「…本物の変態か。」
ゆらの恍悦した顔を見て、荼毘は苦笑いをした。
「ゆら、腰浮かせろ。」
荼毘がそう言うと、ゆらは素直に腰を浮かせる。
今度は短パンの中に、荼毘の手が入って来た。
流石に腰が引けると、荼毘がソレを許さないで、ゆらの腰を掴んだ。
手を入れて、少しゆらの秘部に触れただけで、そこはすでに濡れているのが分かった。
荼毘はニヤッと笑うと、すぐに短パンごと全ての服を脱がせた。
「……外だとやり辛えな。」
ゴツゴツした地面に、ゆらを寝かせるのも気が引けるし、座っている荼毘の下半身も、居心地がいいものでは無い。
荼毘はゆらを立たせると、木にゆらの手を付けさせる。
「しっかり、立ってろよ。」
荼毘はそう言うと、ゆらの腰を突き出させて、割れ目を指で開いた。
初めての女の子には、到底我慢が出来そうも無い体勢に、ゆらは何も言わないで、ソレを受け入れている。
むしろ、荼毘に触れられている事に、余計昂りを感じている様だ。
荼毘は本当に初めてなのかすら疑問に思えて、指で開いたソコに舌を押し付けた。
荼毘が舌を這わせるソコは、舐めるたびに愛液が出て来て、たまにクリトリスに触れると、ビクッとゆらの腰を動かせた。
「あっ…ん…んん。」
「ここが気に入ったか?」
荼毘はそう言って、クリトリスを指で擦りながら、溢れてくる愛液を啜った。
静かな森に、ゆらの喘ぎ声と、荼毘の舌の音が響く。
初めての感覚に、ゆらは頭が真っ白になりながら、荼毘が与える快楽に耐えるしか出来なかった。