第9章 蒼炎を悔悟する※轟焦凍
轟が自分のモノをゆらに擦り付けている。
「っ轟…待ってっ…。」
ゆらは手を伸ばして、やっと鞄を掴んだ。
轟のモノがヌルヌルと、ゆらの割れ目に擦られる。
「…ゆら…早くしないと我慢出来ねぇ。」
困っているゆらに、轟は目を細めた。
「っ轟…動かさないでっ…。」
腰を掴まれて、擦り付けられては動きづらい。
何とかゴムを見つけて、轟に見せると、とても気分が悪そうにゆらを見下ろしていた。
素直で可愛い轟が、へそを曲げてしまった。
「……出来る?」
自分のモノをゆらに見せて、確認する様に聞いた。
ゆらはホークスの見様見真似で試してみる。
「??」
なんか、ホークスの様にすんなり出来ない。
悪戦苦闘しているゆらを見て、轟は口角を上げた。
良かった下手くそだ。
コレで物凄い手慣れていたら、どうなるか分からなかった。
「…ゆら貸して。」
ゴムが無駄にならない様に、轟が救出する。
「…轟、器用だね。」
練習したから。
そう思いながら、案外すぐに付ける事が出来た。
ゆらをベットに寝かせて、今度こそ覆い被さる。
「…ゆら、初めてだけど頑張るよ。」
イケメンに見下ろされながら、可愛い事を言われて、ゆらは苦笑する。
そんなに頑張られるほど、ゆらもよく分かっていない。
轟がグッと先をゆらの入口に押し付けた。
「……すごく狭いんだけど、合ってる?」
「……うん。」
あまりにも入口が小さくて、押し返しくるソコに轟が戸惑う。
それでも強く押し込んだら、ググッと中に入っていった。